メイキングPR
U35さん メイキング&インタビュー!魅力的なキャラクターと色彩をつくるステップとは?
Cintiq 27QHD について
普段の机に置いて初めて気づく安定感と使いやすさ
――U35さんは、普段から液晶ペンタブレットの『Cintiq 13HD』をお使いなんですよね。
もともと紙に描いて絵の練習をしていたので、手の動きに合わせて描ける液晶ペンタブレットは直感的に描け、とても感激したんです。まさに紙に直接描いているような感じで、すぐに(液晶ペンタブレットとは)仲良くなれました。
実家に帰省した時に仕事をいくつか持ち帰ったことがあったのですが、その時は以前使っていた『Intuos 4』があるから大丈夫だろうと、『Cintiq 13HD』を持ち帰らなかったんです。でも、PCの画面を見ながら『Intuos 4』のペンを動かしたら、手の動きと画面上でのペンの動きとの違いに戸惑ってしまい……。描いている時の感覚が全く違うんですね。さすがにこれでは仕事にならないので、「明日帰るね」と言ってすぐに帰ってきてしまいました(苦笑)。もう、板型のペンタブレットには戻れないですね。
実家に帰省した時に仕事をいくつか持ち帰ったことがあったのですが、その時は以前使っていた『Intuos 4』があるから大丈夫だろうと、『Cintiq 13HD』を持ち帰らなかったんです。でも、PCの画面を見ながら『Intuos 4』のペンを動かしたら、手の動きと画面上でのペンの動きとの違いに戸惑ってしまい……。描いている時の感覚が全く違うんですね。さすがにこれでは仕事にならないので、「明日帰るね」と言ってすぐに帰ってきてしまいました(苦笑)。もう、板型のペンタブレットには戻れないですね。
――今回『Cintiq 27QHD』を目の前にしての、第一印象は?
なによりも驚いたのは、やはりその大きさですね。手が全部のる! って(笑)。あと、その大きさからくる安定感がすばらしくて、“さあ描こう!”という気にさせてくれました。

大きいサイズの液晶ペンタブレットを使用している友人たちから「大きいのはいいよ」と聞いていたので、ずっと気にはなってはいたんです。お店へ何度もさわりに行ってみたりもしましたが、店頭で試すのと実際に家に置いて作業に使うのとでは、印象は全く異なりましたね。
――具体的には、どのような点で違いがあったのでしょうか?
私の場合、作業で一番時間がかかるのは線画なんです。きれいな線を描きたいので何度も試行錯誤するのですが、拡大して描き、縮小してバランスを見る――という描き方なんです。なので拡大縮小を何度も繰り返すのですが、そのたびに時間をロスしていると常々感じていました。
ですが『Cintiq 27QHD』では拡大をしなくても全体が見渡せるというか、余り拡大をせずに描きこむことができるので、とても描きやすかったです。厳密に測ったわけではありませんが、作業時間は確実に短くなっていたはずです。
ですが『Cintiq 27QHD』では拡大をしなくても全体が見渡せるというか、余り拡大をせずに描きこむことができるので、とても描きやすかったです。厳密に測ったわけではありませんが、作業時間は確実に短くなっていたはずです。

あと、私はクセで腕を画面に置いてしまうので絵が隠れてしまうかも……と、少し心配していたのですが、実際にはほとんど気にならなかったのが意外でした。こういうのは、実際に自宅の作業机に設置して使ってみないとわからないところですね。
――今回のお仕事では『Cintiq 13HD』『Cintiq 27QHD』どちらをメインに使われていますか?
今は、お借りしている『Cintiq 27QHD』をメインで使わせていただいています。やはり大きい方が使っていて描きやすいですから。
ただ、『Cintiq 13HD』は持ち運びできるのが便利なんですよね。ノートパソコンがあれば、どこでも仕事ができるというのはとても大きく、すごく助かっています。
どちらも描きやすくペンの読み取り精度も文句なしなので、(イラストの)最終的なクオリティは変わらないと思います。うまく使い分けていければいいかな、と。
ただ、『Cintiq 13HD』は持ち運びできるのが便利なんですよね。ノートパソコンがあれば、どこでも仕事ができるというのはとても大きく、すごく助かっています。
どちらも描きやすくペンの読み取り精度も文句なしなので、(イラストの)最終的なクオリティは変わらないと思います。うまく使い分けていければいいかな、と。
――ズバリ、『Cintiq 27QHD』欲しいですか?
ほしい!!(即答) です。ただ、お値段がお値段なので、たくさんお仕事をしないといけませんね、がんばります!(笑)。
U35さんオススメの液晶ペンタブレットユーザー必携アイテム

あるとき友人がTwitterで「販売がはじまった! やった〜!」とつぶやいていて、どれどれ……とサイトを見にいったら、ビビッときて買っちゃいました(笑)。それまでは、普通の手袋の指を切ったものを使っていたのですが、厚みがあって少し描きにくく、しっくりきてなかったんです。薄くて違和感もなく滑りも適度で、もう『Cintiq』を使う時には欠かせません。予備でもう何枚か欲しいくらいです。
次のページでは、U35さんがイラストレーターとなったきっかけから現在までの活動について伺います。社会人になってからのデビューの背景には、どんなストーリーがあったのか……?
Smudge Guard 2本指グローブ
液晶ペンタブレットで絵を描く際、ペンを持つ手と液晶画面との摩擦を軽減するために、手袋を付ける人は少なくないようです。
このグローブは描画時に画面に接する小指と薬指のみを保護するため、ペンの操作、タイピング、ファンクションキー操作等を素手と同じ感覚で利用可能となっています。