とある学校、日常という青春──。【pixivマンガ月例賞】12月投稿分結果発表!
pixivに投稿されたオリジナルマンガ作品の中から、優れた作品をみなさまにご紹介する「pixivマンガ月例賞」。
大賞受賞作品には、賞金10万円と賞品をプレゼント!
また、タテヨミマンガの中から素晴らしい作品に送る【タテヨミ優秀賞】も紹介いたします!
2024年12月は大賞1作品と優秀賞が7作品、タテヨミ優秀賞が1作品と合計9作品が受賞しました。とある学校の青春を描いたマンガや、親友が実は魔法少女だった話など、今月も魅力的な作品が勢揃いです。
それではさっそくご覧ください!
【大賞】学校のなんか/もりみや仁さん
作品名:学校のなんか
作家名:もりみや仁
講評:とある男子校の高校生たちの日常。何気ない日々の中に、ふとした会話がクスッと笑える瞬間や、ちょっとだけ愛おしく感じられる場面がきっと見つかります。読み進めるほどに、キャラクターに愛着が湧いてくる、青春の1ページを記録したシリーズ作品、待望の最新話です!
【優秀賞】親友は魔法少女/賀東アリさん
作品名:親友は魔法少女
作家名:賀東アリ
講評:とある事故で顔に大きな傷を負ったアサガオは、かつての親友・イズモの不思議な行動を目にする。次第に明らかになっていくふたりの関係、その秘密、そして魔法少女とは……。迫力のある画面構成と美しいデザインが物語に深みと説得力を加えており、何度も読み返したくなる作品です!
【優秀賞】眩しくて、もう何も見えない/hitujiさん
作品名:眩しくて、もう何も見えない
作家名:hituji
講評:鳴尾は同僚の安田に想いを告白するも、きっぱり断られてしまう。気まずさを抱えながらも、少しずつ距離を縮めるふたり。このまま関係が深まっていくかに見えたが……。作品タイトルに込められた意味に心を打たれます。現代を生きる読者に、静かに、真っすぐに響く一作です。
【優秀賞】みーちゃんのパパ/ハルキさん
作品名:みーちゃんのパパ
作家名:ハルキ
講評:ちょっと冴えないみーちゃんのパパ。友達からもあんまり評判が良くない。愛犬シェリーの散歩へ向かうパパを尻目に、ふと人生を振り返る──。家族という、考えれば少し不思議な共同体と、そこに寄り添う一匹の犬。身近な誰かを思い浮かべたくなるような、心が詰まった作品です。
【優秀賞】スロ〜ライフが向いてない忍者の話/浜さん
作品名:スロ〜ライフが向いてない忍者の話
作家名:浜
講評:仕えてきた国司・万雷から、島流しの刑を言い渡された忍者・一文字。呆然と空を見る彼のもとに現れたのは、万雷の首を狙う笠子だった。誰もいない孤島で語らううち、お互いの孤独がほどけていく様子が印象的です。多様な幸せを考えさせられる一作です。
【優秀賞】オリジナルの4コマ漫画/浦木猛さん
作品名:オリジナルの4コマ漫画
作家名:浦木猛
講評:4コマという限られた枠組みの中で、テンポの良い展開と秀逸なオチが魅力の王道シリーズです。期待を裏切らない作品が定期的に投稿されています! テーマもあるあるネタから独自の視点で切り抜かれたギャグまで幅広く、クスッと笑えてどんどん読みたくなる4コママンガです!
【優秀賞】月と星雲/柴田べべさん
作品名:月と星雲
作家名:柴田べべ
講評:サイハテの星からやってきたセイウンは、共通言語が話せず、苦労しながら同じ「にんげん族」の大学教授・ハミングのもとを訪ねた──。さまざまな種族が行き交う大学を舞台に、希少な「にんげん族」同士が出会う。予想外の展開が、青を基調とした柔らかな色彩のもと描き出されます。
【優秀賞】ラスボス手前の村から留学生が来た!/田代哲也さん
作品名:ラスボス手前の村から留学生が来た!
作家名:田代哲也
講評:冒険の始まりの地「ハジメノ村」に、勇者と魔王の決戦前の最終地点「ラスマエ村」からひとりの少女が留学にきた──。RPGでお馴染みの設定やシチュエーションを、「きっとこうなるよね」という予想通りの展開で描きつつも、思わず笑ってしまうユーモアたっぷりの短編ギャグ作品です。
【タテヨミ優秀賞】雪の果てからの恋文/阿路乃もとさん
作品名:雪の果てからの恋文
作家名:阿路乃もと
講評:不思議な力を持つ医師・雪花。彼は街の貸本屋で偶然出会った男と揉め事を起こしてしまう。ふたりは再会を約束して別れるが──。正反対の性質を持ったふたりが歩み寄る様子に、思わず心がときめきます! 美麗なカラー作画と、物語の世界に引き込まれる展開が秀逸です!
受賞者のみなさま、おめでとうございました!