「キンプリ」応援上映でぬるオタがプリズムエリートへの階段を駆け上がる!

はじめまして。ライターの井口エリです。
突然ですが、最近「キンプリ」という言葉をよく耳にします。あるときを境にTwitterのタイムライン上に毎日のように「キンプリ」という言葉が表示されるように……。pixivのランキングで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
私は「『キンプリ』? うたプリ(『うたの☆プリンスさまっ♪』)の一種?」なんて思っていましたが、どうやら違うよう。
そこで、すでに「キンプリ」にハマっている友人に聞いてみたところ……
・キンプリとは「KING OF PRISM」の略
・キンプリは女児向けアニメ『プリティーリズム』シリーズのスピンオフ作品
・キンプリは今大きなお友達に大人気
ということがわかりました。
「キンプリ」は、 「プリズムショー」というアイススケートショーのようなライブパフォーマンスがテーマの作品。本編ではサブキャラクターだった、神浜コウジ・速水ヒロ・仁科カヅキの3人によるユニット「Over The Rainbow」(通称「オバレ」)の、大きなお友だちからの熱狂的な人気に応える形で、男子プリズムスタァがメインとなるスピンオフ作品が製作されました。
そして、2016年1月9日に上映が始まったのが劇場版の『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。はじめは14館という小規模でのスタートでしたが、いまでは上映館数は延べ60館以上まで拡大。興行収入も3月には3億円を突破するなど、とにかくすごい勢いなんです。
キンプリ「応援上映」参戦済の友人から「キンプリはいいぞ」と囁かれるうちに、だんだん「見に行かなければ……!」という使命感を抱くように。それは、サブカルライターを仕事としている私は「流行っているものには必ず理由がある。食わず嫌いせずにとりあえず飛び込んでみると楽しいし、仕事になるかもしれない」という信条を持っているから。
それにしても、周りのアラサー女子たちを次々と劇場へと誘う「キンプリ」の魅力って……? とにかく百聞は一見にしかず。私も劇場に足を運んでみることにしました。
突然ですが、最近「キンプリ」という言葉をよく耳にします。あるときを境にTwitterのタイムライン上に毎日のように「キンプリ」という言葉が表示されるように……。pixivのランキングで見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。
私は「『キンプリ』? うたプリ(『うたの☆プリンスさまっ♪』)の一種?」なんて思っていましたが、どうやら違うよう。
そこで、すでに「キンプリ」にハマっている友人に聞いてみたところ……
・キンプリとは「KING OF PRISM」の略
・キンプリは女児向けアニメ『プリティーリズム』シリーズのスピンオフ作品
・キンプリは今大きなお友達に大人気
ということがわかりました。
「キンプリ」は、 「プリズムショー」というアイススケートショーのようなライブパフォーマンスがテーマの作品。本編ではサブキャラクターだった、神浜コウジ・速水ヒロ・仁科カヅキの3人によるユニット「Over The Rainbow」(通称「オバレ」)の、大きなお友だちからの熱狂的な人気に応える形で、男子プリズムスタァがメインとなるスピンオフ作品が製作されました。
そして、2016年1月9日に上映が始まったのが劇場版の『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。はじめは14館という小規模でのスタートでしたが、いまでは上映館数は延べ60館以上まで拡大。興行収入も3月には3億円を突破するなど、とにかくすごい勢いなんです。
キンプリ「応援上映」参戦済の友人から「キンプリはいいぞ」と囁かれるうちに、だんだん「見に行かなければ……!」という使命感を抱くように。それは、サブカルライターを仕事としている私は「流行っているものには必ず理由がある。食わず嫌いせずにとりあえず飛び込んでみると楽しいし、仕事になるかもしれない」という信条を持っているから。
それにしても、周りのアラサー女子たちを次々と劇場へと誘う「キンプリ」の魅力って……? とにかく百聞は一見にしかず。私も劇場に足を運んでみることにしました。
文・イラスト:井口エリ(ちぷたそ)
1回目の参戦で受けた、生まれてはじめての衝撃!

最初にネタばらしをしますが、私はすでに複数回、「キンプリ」の応援上演を体験しています。1回目はひとりでぶらっと、2回目は友人を誘って。……そして、その2回の上映を通して、うっかり人生観を変えられそうになり、複数回劇場に足を運ぶまでにハマってしまいました。
応援上映を通して私の身に何が起こったのか……それは後ほどお伝えできればと思っています。それではさっそく1回目の体験レポ、行きます!
と、その前に私のスペックを軽く記しておきます。普段はぬるい女オタクとしてインターネットの片隅で自分の好きな作品をひっそりムシャムシャ。どちらかというと普段は男性向けの作品を好み「東方Project」や「TYPE-MOON」作品を特に愛しています。
『プリティーリズム』関連作品はこれまで見たことがなかったのですが、ひと足先に「キンプリ」にハマった友人たちによるとそれでも問題なく楽しめるそうですが……本当にこんな自分でも楽しめるのでしょうか。
応援上映を通して私の身に何が起こったのか……それは後ほどお伝えできればと思っています。それではさっそく1回目の体験レポ、行きます!
と、その前に私のスペックを軽く記しておきます。普段はぬるい女オタクとしてインターネットの片隅で自分の好きな作品をひっそりムシャムシャ。どちらかというと普段は男性向けの作品を好み「東方Project」や「TYPE-MOON」作品を特に愛しています。
『プリティーリズム』関連作品はこれまで見たことがなかったのですが、ひと足先に「キンプリ」にハマった友人たちによるとそれでも問題なく楽しめるそうですが……本当にこんな自分でも楽しめるのでしょうか。
応援上映ってなに?
これまで、何度か登場している「応援上映」という言葉。もはや説明不要!という人もいるでしょうが、私と同じような初心者のために少し解説。
「応援上映」とは、コスプレOK、ペンライトOK、声援やアフレコもOKという特殊な上映。観客は歓声を上げたり、サイリウムを振ったり、自分の好きなように楽しむことができるんです。通常の上映では考えられない……!
「応援上映」とは、コスプレOK、ペンライトOK、声援やアフレコもOKという特殊な上映。観客は歓声を上げたり、サイリウムを振ったり、自分の好きなように楽しむことができるんです。通常の上映では考えられない……!

ちなみに「応援上映」の料金は一律で1,600円。上映時間は約1時間なので、30分で約800円くらい。一瞬「高い……?」と思いましたが、いま思い返してみると、「応援上映」は映画を見るというよりも、ライブに近いものだった気がします。
エンターテイメント性が高いこともあって「妥当な値段だ! むしろ何度も劇場に足を運ぶ今ではこれだけ楽しめて1,600円なら実質無料と言ってもいいのでは」とすら思い始めました。恐ろしい……。
エンターテイメント性が高いこともあって「妥当な値段だ! むしろ何度も劇場に足を運ぶ今ではこれだけ楽しめて1,600円なら実質無料と言ってもいいのでは」とすら思い始めました。恐ろしい……。
いよいよ「キンプリ」の幕が開ける……!

劇場の明かりが落とされ、わくわくは最高潮に。ふつうなら、コマーシャルを観ながら大人しく本編が始まるのを待つところですが、さすがは特殊な応援上映。やっぱりひと味違います。
まだ本編が始まっていないのに、周りの人たちがおもむろにカバンから何かを取り出しました。あれは……「キンブレ(※)」だ!
※ キンブレ…キングブレードの略。ルイファン・ジャパン社から発売されているペンライト。手元のボタンでさまざまな色に変えられる。(ちなみに3,000円くらいする)
コマーシャル時は、ほとんどの人が赤い色にしていました。隣の人のキンブレの赤い光に照らされながら私は、「キンブレ持ってなくてごめんな……」と心の中で泣きました。
しかも、コマーシャルの時点で劇場内には歓声が飛び交っていて、それはそれは異様な光景でした。まさか、コーラのコマーシャルでも歓声がわくとは……。
これは、あれだ。ここに来ているのは面識のない人たちばかりだけど、みんなで一緒にテレビを見ているような、というよりニコニコ動画をコメント有りで見ている感覚に近いかもしれません。
まだ本編が始まっていないのに、周りの人たちがおもむろにカバンから何かを取り出しました。あれは……「キンブレ(※)」だ!
※ キンブレ…キングブレードの略。ルイファン・ジャパン社から発売されているペンライト。手元のボタンでさまざまな色に変えられる。(ちなみに3,000円くらいする)
コマーシャル時は、ほとんどの人が赤い色にしていました。隣の人のキンブレの赤い光に照らされながら私は、「キンブレ持ってなくてごめんな……」と心の中で泣きました。
しかも、コマーシャルの時点で劇場内には歓声が飛び交っていて、それはそれは異様な光景でした。まさか、コーラのコマーシャルでも歓声がわくとは……。
これは、あれだ。ここに来ているのは面識のない人たちばかりだけど、みんなで一緒にテレビを見ているような、というよりニコニコ動画をコメント有りで見ている感覚に近いかもしれません。