【後編】『あっくんとカノジョ』作者の杜若わかさんと、『飼い主獣人とペット女子高生』作者の野干ツヅラさんスペシャルトーク!!【ジーンピクシブコミックス創刊記念第四弾】

杜若:人に見られることを意識し始めたっていうのはありますね。
ほんとに最初のほうは自己満足でしか描いていなかったので、
人とつながって仲良くなり始めたのはpixivよりTwitterだったので、
Twitterでフォロー初めてしたのはpixivで好きな方々だったんですけど…
野干:私の描いた二次創作を見て、気になって原作の方をみて
ハマったっていう話を聞くのはすっごく嬉しい
もう私の作品はいいから原作読んでくれ!ってなって。
きっかけになれたのはすごく嬉しいなって思います。
変化…うーん。
pixivを知る前は、よく昔あったサーチエンジンから探してみてた感じだったので、
pixiv知って「えーこんな世界があるの~」みたいな感じだったんです。
その時々ではまったジャンルで、サーチエンジンを探しては…
サイトさんを探しイラストをみてホクホク…みたいなことを繰り返したんで、
本当…衝撃的でしたね。
私好みの絵がこんなに見られるなんて…!と感じだったんですけど。
あと、わかさんで同じで人と繋がったのはTwitterなんですけど、
pixiv内企画でピクファンとかあるじゃないですか。
そこで私が最初に参加したのが「絵師人外化」という企画で、
それでけっこう、輪が広がりました。
また、二次創作関係でも交友関係は広がりましたね。
杜若:ラブコメを描くんですけどが、読むので好きなのはすっごく暗い話で…。
救いがあるやつを読んで幸せになるのも良いんですけど、救いがないやつを読んで鬱になるのも好きなんですよ。余韻に浸ってる時間がすごい好きで…。
救われた方が嬉しいんですけど、救われなくても「後味めっちゃ悪ーい」って思うんですけど、
そう思っている時間が好きなんですよね。
その反動で、自分は幸せ一杯なものが描きたいってなるときがあるんですよね。
暗いものはみて満足している…幸せ一杯なものを描いているときに失恋ソングを流してたりとか…。
野干:人外と少女が大好きです(笑)
野干:違います。少女はでっかい輪っかって感じなんですけど、
その一角に女子高生がいるって感じで
野干:そうですね…なんですかねー。外人四コマっていうネタがあるじゃないですか
ワァ~ってやってるネタがあるんですけど…。
小学生、中学生、・・・高校生!!!!!!!って出す感じで
野干:女子高生ってでた瞬間、アドレナリンがフアッて出る感じで
杜若:女子高生って違いますよね…
野干:違う…なにかが
野干:いや、私は幼稚園くらいのときから女子高生ふぁっ!ってなってたので
野干:そうでありたいですね…踏み潰された蟻でも構わない…。
杜若:ずっとアナログで、最近クリップスタジオでトーン処理をするようになって画像処理自体はコミスタで…。
コミスタはほんとモノクロで二階調で保存するためだけに使ってます。
クリップスタジオで二階調にしても次開いたときカラーになっちゃうんですよ…
線画を取り込んで、コミスタで二階調にして、クリップスタジオでトーン処理して、コミスタで二階調にして…。
カラーのときは全部イラストスタジオ。
クリップスタジオもカラーはできるんですけど、一回やったとき全然わからなかったので、イラスタは私にとってはすごい…。
最初はペンタブを買ったときにミニ版がついてきて、それに慣れてしまってから他のが使えなくなってしまって、ちゃんとしたパッケージ版を買ってずっとイラスタです。


野干:私は初めアナログで描いてて、スキャンしてコミスタでトーン処理してたんですけど相性が悪くて、それからずっとsai。
コマ割りだけ最初コミスタでつくってからpngで変換してそれをsaiにベッて貼っつけて、その枠線の中に全部saiでペン入れしちゃってから、
線画だけつくって、またコミスタに戻してトーン処理をしてみたいなことをしてますね…。
カラーもsaiです。


杜若:探してるもの(見たい絵)がpixivならすぐ見つかる!
野干:探しても見つからないことが…。
野干:投稿して布教できるとこですかね。
野干:はい、『逢魔ヶ刻動物園』のときから…毎週アンケート送っていたので。
ヒーローアカデミアの連載は本当にうれしいです…。
杜若:告知のときより発売のときのほうが…あと連載開始はRT数っていうより文章を考えるのに緊張しました…。
こここうすればよかった…って思ってしまうタイプなので。
野干:あの作品自体、Twitterからはじまったようなものなので、告知文章を10回くらい見直して…
人外と少女がまず確実に万人受けするようなジャンルでもないですし
ケモノ界隈に殴られたりしないかな大丈夫かなって…。
殴られ覚悟で…10回くらい見直して「ええい、ままよ」って告知してましたね
杜若:ただただ緊張してました…
私 同人誌とかもつくったことがなかったので。
イベント参加もしたことがなくて。
形に仕上げたのがはじめてで、それもあって初めて人に買ってもらうっていう体験だったので、
本当に緊張…カッチカチでした。
立て看板をつくっていただけるとか、ご連絡がある度に嬉しい反面めっちゃ緊張してこわい! ってなってて…
野干:去年から今年の3月にかけての記憶が卒制でふっとんじゃってまして…
本当にこれは…単行本になってしまうの!? っていう
途中でそこらへんの扉から「どっきり大成功!」って感じで誰かがいらっしゃるんじゃないかなって(笑)
――お互いに読んでます?(担当)
野干, 杜若:(同時に)読んでます!
杜若:まずbotで知っていて、
…野干さんのことは、ハロウィンの人外をpixivで拝見していて、
後々、Twitterでフォローしてくださった通知がきたときに、
「あぁ! あの人だ!って!」
まずハロウィンの方だ!って気づいて「つながりたい!」って思った後に、
わっ!女子高生の人だったんだ…!って一致して、「全てつながったな…」ってなり感動しました(笑)。
野干:あっカノは前々から読んでいて「わー! めっちゃ可愛いーー!」みたいな感じで、日々の癒しにさせていただいていたんですけど。
3割くらい本能的に…女子高生ってきくとホイホイされちゃうので(笑)
フォローしたきっかけが、pixivのプロフィールでtwitterID公開してらしたときに、「わか先生twitterやってらっしゃるの!?」って感じでフォローさせていただいてフォロー返していただいたときは学校で変な声上げちゃって「はああ///」みたいな感じで。
杜若:twitterで、去年くらいに。なんでそういう話になったか分からないんですけど、
野干さんにマンボウを描いてって話になって、
そしたら野干さんが正面からのマンボウを描いてくださって…(笑)。
なんでそういう話になったんですかねえ、なんで描いてもらったかわからないんですよ。

野干:去年…ですよね? つながってからそう経ってないとき
杜若:こういうほっそーいマンボウが送られてきて…
わたしちょっと横向きのが送られてくると思ってたんですよ。
なんで正面から描いちゃったんですか? ってやりとりをした記憶が。
野干:私が去年までサンシャイン水族館の年パスを持っていて、
気晴らしにマンボウの水槽の前でぼーっとするのが好きだったんですよ。
それでマンボウの写真を何枚かバシバシってとって…それでですかね。
野干:(携帯でtwitterの過去画像のマンボウを探しながら)ありました!去年の二月ですね
野干:そんな時期に送っちゃってすみません…!
杜若:マンボウ効果で癒やされました。
――ところでアニメイト限定特典として、
「あっカノ」と「かじぺじ」でコラボ小冊子を作成して頂くのですが、
杜若さんがもう原稿を終えられたので、お持ちしました。(担当)


野干:わぁああありがとうございます!かわいい…
杜若:恥ずかしい…
野干:かわいい…おぉおおお かわいい…
可愛いいい…ありがとうございます…
私のほうは…まだ描いてなくてすみません…(※インタビュー当時)
杜若:野干さんのテンションで描いてほしいです
野干:ジノヴィよりレヴォリくんのほうが横からヒュンってきそうですね…
杜若:魅力的な作品が本当にたくさんあるので
たのしんでほしい…プロとか考えないで。
描くのも喜ぶのも楽しみたいなって。
野干:好きなものを好きなだけ描いて読んで、
楽しめたらいいんじゃないでしょうか。
女子高生もどうぞ宜しくお願いいたします
<編集部より>
ジーンピクシブで大人気連載中の「飼い主獣人とペット女子高生」
20万部突破の「あっくんとカノジョ」。
どちらも2015年5月27日(水)発売です!!
アニメイトの特典では、「あっくんとカノジョ」「飼い主獣人とペット女子高生」の特製コラボ小冊子をご用意。
おふたりがお互いの作品を描かれています☆
↓インタビュー後に描かれた、野干さんの小冊子サンプルはこちら

