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【講座】CLIP STUDIO PAINTうごイラ作成講座 【第3回アニメーション作りの基礎知識】
タップ割りの流れ
1. 図のような2つの原画があるとします。

2. 2つの原画の、動きの軌道上に中割りの絵を描きます。中割りの顔は、図のあたりの位置になりそうです。

3. 中割りの顔の正確な位置をつかむため、運動曲線をとり、動きの中間地点を導き出します。ここではキャラクターの「あご」をポイントにして運動曲線をとっています。

4. 2つの原画の「あご」が、中間地点に重なるように原画を動かします。すると2つの原画の顔が重なります。この重なった絵をもとにして中割りの顔を描きます。

5. 顔が描けました。「タップ割り」とは、このように前後の絵を重ねて描く手法です。

中割りの手順
仮に、原画と原画の間に中割りを3つ入れたい場合は、中間にある中割りから順に描いていきます。中割りの順番を見ていきましょう。
仮に、原画と原画の間に中割りを3つ入れたい場合は、中間にある中割りから順に描いていきます。中割りの順番を見ていきましょう。

1. まず、図のように原画(1)と原画(5)の中間の中割りの絵(3)を描きます。

2. 原画(1)と中割りの絵(3)の間で中割りします。

3. 中割りの絵(3)と原画(5)の間で中割りします。

4. 中割り完了です。

最後に
アニメーターは漫画家やイラストレーターのような「絵を描く仕事」です。しかし、漫画家のようにストーリーを考えることはありませんし、イラストレーターのようにデザインから彩色までの制作をひとりで行うわけでもありません。
アニメーターが「考え」「デザイン」するのは時間です。このポーズの次にどんなポーズへ繋げるのか。間に何枚の絵を入れるのがベストか。どのくらい間隔を詰めるか。動きの間に何コマの間を設けるか。そういったことを1ミリ単位、または1/24秒という単位で作業しています。
しかしながら、「ものを動かしたい」という原始的な欲求や楽しさに、プロとアマチュアの垣根はありません。そしてデジタルツールは鉛筆や絵の具といった画材以上に、これからのアニメーションの可能性を広げてくれることでしょう。
いかがでしたか? 「動画」や「中割り」で、キャラクターをスムーズにを動かすことができたら、ぜひpixivに投稿してみてくださいね。また、11月24日まで「ピクシブたんを動かそう!うごイラコンテスト」を開催しています。みなさんのご参加お待ちしております。

「CLIP STUDIO PAINT」は、ComicStudioの開発元セルシスが提供する定番イラスト制作ソフトです。
全世界で1,000,000人以上が使用し、今も爆発的にファンを増やし続けています。pixivプレミアムに登録すると、うごくイラスト機能も搭載した「CLIP STUDIO PAINT DEBUT for pixiv」が利用できます。
詳しくはコチラ!
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ピクシブたんを動かそう!うごイラコンテスト
【開催期間】
2015年10月27日(火)~11月24日(火)23:59まで
【参加方法】
「ピクシブたん」をテーマとした「うごくイラスト(うごイラ)」を作成し、「ピクシブたんうごイラ」のタグをつけ、pixivへ投稿してください。
※作品の投稿はpixivへの新規登録、もしくはログインが必要です。
※コンテストの詳細は、下記【コンテスト詳細ページ】をご覧ください。
【コンテスト詳細ページ】
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応募要項
CLIP STUDIO 公式サイト
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