ゲーム音楽にはハンバーグもうどんも必要? BEMANIと同人音楽の”おいしい”関係【APOLLO放送局 Day3】
「beatnation RHYZE」結成時の裏話を初公開!

──2014年に発表された新レーベル「beatnation RHYZE」について教えてください。
TAG:もともとBEMANIのシリーズで活躍しているアーティストが集まった「beatnation Records」っていうレーベルがあるんですよ。そのなかで、そろそろ次世代を担うようなグループが必要じゃないかって話になりまして。それで「beatnation Records」のメンバーが推薦した人を集めて「beatnation RHYZE」が立ち上がりました。
田中:「beatnation Records」のメンバーに推薦してもらったら、同人音楽業界のクリエイターの方の名前がたくさん挙がったんですよね。正直、楽曲公募に送られてくる作品って、かなりクオリティが高いんですよ。ただ曲を作るんじゃなくて、譜面になったらどうなるのか、どういう遊び方ができるのかって、ゲームのことをしっかり理解したうえで、作ってくださる方が多くて。
Cody:ハンバーグに最高のオプションがついてる感じですね。
TAG:実は僕、最初「beatnation RHYZE」のメンバーの候補に入ってたんですよ。
──ええ!? 本当ですか? 初耳です。
TAG: 団体行動が苦手なので、断らせていただきました(笑) 結果、いいまとまりのあるメンバーが集まったので、辞退してよかったです。
──あ、Twitterで質問が来ています。
ライズメンバーとしてTAGさんを推薦していたのは誰だったのか気になります。 #pixivAPOLLO
— なな7 (@Waldbene26) 2016年6月19日
TAG: dj TAKAさんとDJ YOSHITAKAさんです。
田中: ダブル推薦で辞退したの!?
TAG: はい、そうですね。

──すごい度胸ですね(笑)
田中: 一応会社員なんですけどね(笑)
同人音楽ならではの作品に魅力を感じる
──みなさんは、同人音楽の即売会には参加されるんですか?
田中: なるべく行くようにしています。仕事のためっていうのもありますけど、単純におもしろい!
TAG: 僕は「SOUND VOLTEX」に関わらせていただくようになってから、勉強のために。同人ならではだと思うんですが、おもしろいコンセプトの作品が多いですよね。変拍子の曲だけ集めているアルバムとか。
Cody: 僕も「SOUND VOLTEX」からですね。公募ではみられない、即売会ならではの作品ってありますよね。公募で拝見したことあるアーティストさんでも、こんなの作るんだ!って驚くことがあります。
TAG: 即売会ではうどん出すんだ、みたいな(笑)
Cody: そうそう(笑) あと、直接会えるっていうのは単純にうれしいですね。

──開催中のAPOLLOは、ネット上の同人音楽即売会なのですが、みなさん存在は知っていましたか? また、なにか思うことがあれば教えて下さい。
田中: 僕は第2回APOLLOで、昨日の放送に出演していたHommarjuさんとMKさんが新作を出すというので知りました。そのとき、こんなに簡単に買えるなんて!って素直に感動したんですよ。今回も、行きの電車のなかでいくつか購入してきました。
TAG: 僕はこの番組に出演させていただくことになって知ったんですが、こんなに素晴らしいサービスがあったのかと。今って墓参りだってネットでやる時代じゃないですか。即売会だって、ネットで完結するのありですよね。
Cody: 僕も今回初めて知りました。これは便利ですよね。即売会、楽しいんですけどやっぱり疲れるんですよ。自分のペースで、ほしいものをすぐ買えるって、いい。これからもっと流行っていくと思います!
田中: リアルイベントは楽しいけどハードルが高いよね。雰囲気がわからなかったり、人がものすごく多かったり……。
TAG: 地方の人にとっても便利ですよね。
それと、実はリアルイベントで試聴するのって意外と勇気がいりません? 作った人が目の前にいるから落ち着かないし。その点APOLLOは、何も気にせず試聴できるからいいと思います。
それと、実はリアルイベントで試聴するのって意外と勇気がいりません? 作った人が目の前にいるから落ち着かないし。その点APOLLOは、何も気にせず試聴できるからいいと思います。
田中: 15秒ずつ流してくれるしね。リアルなイベントがなくなることはないけど、今後APOLLOに参加する人はどんどん増えていくでしょうね。