プロが読んでる!水族館職員がオススメする「海のなかま」が描かれたマンガ
しながわ水族館×pixiv 「海のなかま」をテーマにしたマンガコンテスト「海のなかまショートマンガ賞」が開催中!
コンテストにはちょっと話したくなる「魚」についての豆知識マンガや海を舞台にしたファンタジーなど、あなたの「海のなかま」のお話を募集する「フリー部門」、しながわ水族館で暮らす「海のなかま」を描いた「しながわ水族館のなかま部門」のふたつがあります。
このコンテスト開催を祝して、しながわ水族館のスタッフさんに、「海のなかま」が出てくるお気に入りのマンガを教えてもらいました。
おすすめ作品を読めば、コンテストの参考になるかも?
椙下聖海『マグメル深海水族館』(新潮社刊)

深海生物を展示する水族館を舞台にしたストーリーです。生き物たちに関する描写が実際の深海生物に関する深い知識の裏付けがあって描かれていることが実感できます。また、生き物たちの死や食に関することなども正面から描かれていて、水族館をめぐるストーリーとしてリアルさと厚みを感じます。深海生物は活かして水族館まで持ち帰ることすら非常に難しい種類が多くあり、作中の水族館は「夢の水族館」ですね。(ふじい/営業・元魚類飼育スタッフ)
望月峯太郎『万祝』(講談社刊)

海賊ものの海洋アクションです。作中ではありえないくらい凶暴な「トビミズチ」というサメが出てきます。造形が正確に描かれていて、安心して世界観に没入できます。怖いけれど本当にこんな海やサメたちがいたら見てみたいと思ってしまいます……。(ふじい/営業・元魚類飼育スタッフ)
イシイ渡『水族カンパニー!』(小学館刊)
©イシイ渡/小学館・ビッグコミックス

新人トレーナーと獣医の水族館を舞台にしたコメディーです。新人飼育員である真知子の様子がとてもリアルが描かれており、共感する部分が多い作品です。イルカをはじめ登場する海獣・生き物たちの姿もしっかりリアルに描かれていてかわいい!(こぽん/海獣担当スタッフ)
まつおるか『水族館が好きすぎて!』(KADOKAWA刊)

水族館の生き物たちの生態を紹介したマンガで、水族館やそこで見られる生き物の魅力がぎゅっとつまっています。担当する海獣たちの生態もしっかり紹介されています。これを読めば海獣のトリコになること間違いなしのマンガです!(こぽん/海獣担当スタッフ)
「海のなかまショートマンガ賞」開催中!
「海のなかま」をテーマにしたマンガコンテストを開催中!
コンテストの詳しい募集要項はこちらをチェック!
海のなかまに会える!しながわ水族館に遊びにいこう!

品川が古くから海や川にゆかりがあることから、1991年に水辺とのふれあいをテーマにオープンした「しながわ水族館」。
海や怪獣を身近に接し、観察し、学べる「遊体験」を楽しめる空間です。
トンネル水槽やアザラシ館など生き物たちと一体になって、まるで海の世界にいるような時間を過ごせます。
イルカショー、アシカショー、アザラシショー、水中ショーなど動物たちとスタッフのコンビネーションも見どころ!
この夏、「よこみぞゆりのなんでもいきものパーク in しながわ水族館」を開催中です。
イラストレーター・よこみぞゆり氏の新オリジナルキャラクターシリーズ「なんでもいきもの」との特別企画!
【イベント名】
夏の特別展「よこみぞゆりのなんでもいきものパーク in しながわ水族館」
【開催期間】
2023年7月22日(土)~ 9月25日(月) ※9月5日(火)、12日(火)は休館
【開催場所】
しながわ水族館内B1Fクマノミルーム、他館内各所