悶絶注意!? 甘すぎるほのぼのラブコメ『ゆくゆくふたり』の萌えシーン・神7(セブン)を堪能♡

文/ひらりさ
春といえば、出会いの季節。
「新しくクラスがいっしょになったあの子が気になる」「サークルが一緒のあの人に、今年はもう少し話しかけてみようかな」なんて、すこし積極的になれる季節でもあります。
そんな心の浮き立つシーズンに、背中を押してくれる作品が『ゆくゆくふたり』。

作者は、pixivランキング総合トップも獲得している期待の新人・タダノなつさん。つきあいたてホヤホヤのカップル・女子高生のまるちゃんと大学生の葵先輩が、少しずつ距離を近づけていく様子を描いた恋愛マンガです。
「つきあいたてのカップルがメインの恋愛マンガなんて、この世に山ほどあるじゃん」と思ったあなた、ちょっと待ってください! 『ゆくゆくカップル』のすごいところは、初心者カップルが遭遇するありとあらゆる「はじめて」を、これまでにないほど、甘く・かわいく・もどかしく・丁寧に描写しているところ。
例えば第1話の「実った恋」では、初デートにおもむくふたりを描いているのですが……

電話で約束をとりつける瞬間、待ち合わせの瞬間、はじめて手をつなぐ瞬間、ふたりで歩いている瞬間……などの「あ〜〜〜、あるある……」「うっ、うらやましい……」なポイントを、これでもかというくらいこまかく、身悶えするくらいに甘酸っぱいニュアンスで描いているのです。
「初デート」という題材ひとつのなかに、こんなにたくさんの萌えが詰まっていたとは……。見慣れた題材のはずなのに、ふしぎと新鮮で、ひとりで部屋の中で読んでいると、「リア充め!」という気持ちと「でもこのカップルかわいすぎる〜〜!ちくしょう」という気持ちの両方がMAXに達します。顔が最大限にニヤニヤした状態で、もんどり打ってしまうこと間違いなしです(今も実際ニヤニヤしまくりです……)。
そんな、“ときめきのテロ”といっても過言ではないマンガ「ゆくゆくふたり」が、このたびコミックスとして刊行されることになりました。せっかくなので、現在pixivコミックで読める話数より、私の「推しエピソード」=「ゆくゆくふたり・神萌えセブン」として一挙ご紹介しましょう。
ひらりさセレクト「ゆくゆくふたり・神萌えセブン」をプレイバック
1)「初デートなのに」

2)「お願いの仕方がヘタ」

先輩との身長差(35センチ!)をちょっと気にしているまるちゃんが、謎のへりくつをこねて先輩とのツーショットをおねだり。ぶ、不器用すぎる……!
3)「ふたりきり?」

まるちゃんもかわいいけど、先輩の浮かれぶりも負けてはいません。プラネタリウムに夢中のまるちゃんにときめいて、思わずキスしそうに……って、周りも見てますから!
4)「一番光る星」


プラネタリウムの振り返りのなかで、「先輩の名前に似た星」の話をしだすまるちゃん。「一生忘れませんよ」なんてさらりと言う彼女に、先輩でなくともノックアウトされてしまいます。
5)「おいしい幸せ」

カフェのメニューを、とてつもなく幸せそうに食べる、まるちゃん。そして、それをじーっと見てしまう先輩。照れちゃうまるちゃんに「かわいい…」とほほえむ先輩も、かわいすぎるでしょ!
6)「客観的に見ちゃうと」

にわか雨に見舞われて、初めて先輩と相合傘をすることになったまるちゃん。最初は浮かれていましたが、同じようなカップルを見て、急に恥ずかしくなってしまいます。う、初々しすぎる……。
7)「勢いでつい」


お互いの友人には、まだ交際のことを言えてないまるちゃんと先輩。でも、まるちゃんのちょっとした嫉妬がきっかけで、豪快なバレ方をすることに。赤面するふたり、なんだかんだ似たもの同士です。
いかがでしょう? 「うっ甘酸っぱすぎる……」と心臓を打ち抜かれそうになったあなたはまだまだ甘い……! 実は、今回ご紹介したのは物語のまだまだ序盤。キュンキュンの嵐は、最終話にかけてより加速していくので、ぜひコミックスでまとめて読んで、まるちゃん・葵先輩カップルの初々しさに悶絶してください。
【作品情報】 『ゆくゆくふたり』
発売日:2018年4月13日(金)
>>>pixivコミックで試し読み<<<
>>>コミックス購入はこちら<<<