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気軽に持ち歩いてどこでもお絵描き! 液タブの描き味を実現した8インチWindows 10タブレット『raytrektab』─さいねさん使用レビュー&インタビュー
『raytrektab』があればカフェでも下描きができますね!
ここからは、さいねさんのイラストメイキングをお届けいたします。
普段は外出先などでイラストを描くことはないというお話でしたが、せっかく『raytrektab』を試用できるので、下描きまでは実際にカフェでお茶をしながら描いていただきました。
ラフから完成まで、どのように描いていらっしゃるのか、さいねさんのひとことコメントも要チェックですよ!
1.ラフ

『raytrektab』と『CLIP STUDIO PAINT PRO』を使ってここまで描きました。お題が「春服女子」とのことだったので、春らしくピンクを配色のメインに考えています。
2.下描き

ラフを元に描いた下描きです。ポーズや表情の調整、装飾の追加などを行っています。全体のバランスをつかむために、この時点で大雑把に影もつけています。
3.線画

ここからは『raytrektab』で描いたデータを自宅のPCにコピーし、液晶タブレットで描いていきます。まずは下描きデータを『CLIP STUDIO PAINT PRO』で線画にします。あとの着彩時に塗り分けしやすいように、人物と背景の花はレイヤーを分けておきます。
4.仮塗り

『CLIP STUDIO PAINT PRO』を使って、塗り潰すように色を置いていきます。このとき、ある程度パーツごとにレイヤーを分けておきます。
5.肌の着彩

ここからは『Adobe PhotoshopCC』にデータを移行して、着彩していきます。まず肌レイヤーの上に新規レイヤーを作り、クリッピングマスク機能を使って肌を塗っていきます。
6.髪の着彩

肌の着彩のあとは、髪の着彩に取りかかります。こちらも新規レイヤーを髪レイヤーにクリッピングして、「オーバーレイ」などを使って髪色に強弱をつけつつ、「乗算」で影を入れていきます。
7.ハイライトを入れる

髪の着彩が終わったら、今度は髪にハイライトを入れてみました。これで髪に少し立体感が出ているかと思います。
8.目の着彩

次に目を塗ります。ピンク色の下地を少しだけ活かしつつ紫色で着彩します。
9.顔の仕上げ

肌、髪、目の着彩が終わったら、各部分の線画の色を変えます。線画の色を変えることで、線が主張しすぎず、顔全体がなじんだ雰囲気が出せます。
10.洋服、装飾の着彩

次に洋服や装飾のレイヤーに、オーバーレイや乗算のレイヤーを重ねて、明るい部分と暗い部分を作っていきます。
11.洋服や装飾の影入れ

その上から乗算で影を入れていきます。今回は紫色で影を入れています。
12.線画の色をなじませる

オーバーレイやソフトライトで明るい部分を追加し、線画の黒い色を変更し、全体をなじませます。
13.全体の影入れ

上着、スカート、帽子などの影を入れていきます。これらの濃い影は、紫色ですべてのレイヤーの上から入れていきます。
14.ハイライトを追加

今度は光の当たる部分に、白に近い色でハイライトを追加します。
15.全体の色味調整

最後に調整レイヤーなどを使って、スカートの彩度を変更したり、上着の色味を変えるなど、色のバランスを調節して完成です。
16.完成!

raytrektab DG-D08IWP 特設サイト
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