君は完璧で究極のアイドル。「ネット流行語100」2023の年間大賞は『【推しの子】』に決定!
ピクシブ株式会社と株式会社ドワンゴは、12月13日(水)、「ネット流行語100」年間大賞2023表彰式を開催し、年間大賞に『【推しの子】』が選ばれました。
ノミネート単語の関係者を会場にお招きして、盛大な表彰式が行われました。


会場の様子と、表彰式に参加いただいたみなさんの集合写真

MCつとめたのは、声優・小西克幸さんとフリーアナウンサー・森遥香さん。お馴染みのコンビの息のあったやりとりも見所です。
大賞『【推しの子】』、第2位『君は完璧で究極のゲッター』、第3位『王様戦隊キングオージャー』が選出

そして、第2位は『君は完璧で究極のゲッター』がランクイン。『【推しの子】』の主題歌『アイドル』のサビ部分「究極のアイドル」と、2000年に発売したOVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の主題歌『STORM』のサビ部分「飛び出せゲッター」のメロディが似ていることが話題となり、歌詞を組み合わせたワードとしてSNSでトレンド入り。『【推しの子】』が2023年のネット界に広く影響を与えたことが証明される結果となりました。
第3位には、スーパー戦隊シリーズ第47作品目のタイトル『王様戦隊キングオージャー』がランクイン。「昆虫」と「王様」がモチーフとなった同作は、それぞれ一国の王として君臨する5人が、互いに協力して敵の脅威に立ち向かっていくファンタジー色の強い物語です。スーパー戦隊シリーズ初の紫色の初期メンバー戦士が登場するほか、CGをふんだんに活用した映像制作など、王道スタイルでありながら随所に新機軸を取り入れており、話題となっています。
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知らない言葉があれば、ぜひ「ピクシブ百科事典」と「ニコニコ大百科」で調べてみてください!
pixiv賞は『ブルーロック』、ニコニコ賞は『君は完璧で究極のゲッター』に決定
昨年よりもpixivへの投稿数が増えたタグ(単語)が対象となるpixiv賞は『ブルーロック』が選ばれました。『ブルーロック』は、金城宗幸(原作)・ノ村優介(作画)による、週刊少年マガジンで連載中のサッカー漫画です。日本をW杯優勝に導くたった一人のストライカーをユース世代のFW300人から選ぶ「ブルーロック(青い監獄)プロジェクト」に、主人公の潔世一が挑みます。作中の神がかり的な技をまねた動画がSNSで話題になったほか、2022年10月からのTVアニメ放送とサッカーW杯の開催が同時期となったことでも盛り上がりをみせました。
ニコニコユーザーによるアンケートで選ばれるニコニコ賞は、総合第2位のランクインに続き『君は完璧で究極のゲッター』に決定しました。
今年新設のネット新語賞は、話題のネットミーム『薩摩ホグワーツ』に
受賞者コメントをご紹介!
大賞:『【推しの子】』/赤坂アカ先生、横槍メンゴ先生
この度はネット流行語大賞を【推しの子】という作品に、そしてキャラクターたちに与えて頂いてありがとうございます。私は今まで、『かぐや様は告らせたい』など個人名義で作品を作らせていただいていたのですが、今回は横槍メンゴ先生と密に打ち合わせを重ね、赤坂アカ×横槍メンゴの名義で『【推しの子】』という作品を書かせていただきました。メンゴ先生は、男性女性を問わず多くの人を魅了する作画が出来て、多様性を理解し、慮れるバランス感覚を持つ作家です。まずはメンゴ先生に感謝を申し上げます。 そして素晴らしいアニメ化を経て、本当にとても多くの人に届き、こうして流行語なんて言っていただけるようになりました。小さな子供達に人気だなんて、連載を始めた時は想像も出来ないことでした。僕たちの作ってきた作品が、こうして人々の印象と記憶に残り、時代の1ページになれたのなら、これ以上光栄なことはありません。本当にありがとうございます。
赤坂アカ先生
このような明確な賞をいただけると、どうやら本当に「流行って」いるらしい!と、少し地に足ついたような感覚になれるのでありがたいです。大変光栄です。兼ねてより自分はメジャーなコンテンツやキャラクタービジネスになり得るような作品を生み出せるタイプのクリエイターではない、とかなりはっきりと自認しており「ニッチでも必要としてくれた人の心に深く刺さるようなものを生み出せれば」という心持ちで活動を続けていくつもりでした。 そこに超弩級メジャーエンタメコンテンツを生み出す才能を持ったアカ先生が手を差し伸べて、この舞台まで引き上げてくれました。そこを目指す、と決めたからには何重にも覚悟を決めたつもりでいましたが真っ直ぐこの場所だけを目指してきたわけではないためなんだか不思議な感じなんです。実感がない。少しでも実感に近づける貴重な機会をありがとうございます。舞台の上は思いもしなかったくらい、素晴らしい景色でした。
横槍メンゴ先生
ニコニコ賞・第2位:『君は完璧で究極のゲッター』/ガーベラ・ツヴィーベル氏
この度は「ネット流行語100」におきまして「君は完璧で究極のゲッター」を選考いただき、誠にありがとうございます。まさかの第2位ということで、「今はもう令和やぞ!」といった気分です。今回受賞することができたのは、他でもない応援してくださった皆様方のおかげだと、とても感じております。また、これを機にゲッターロボを知り視聴してくださる方も多くいらっしゃり、心から嬉しく思います。重ねてになりますが、たくさんの応援をして頂き、本当にありがとうございました!
ネット新語賞・第6位:『薩摩ホグワーツ』/松永マグロ氏
どうも、松永マグロです。この度は薩摩ホグワーツがネット流行語大賞にノミネートされました。正直に言って最初はここまで話が拡大するとは想像しておらず、私としましても、え?仲間内で話してた薩摩胡乱ネタが何故…?と困惑を隠しきれませんでした。しかし今では一つのネットミームとして定着し、数多の人々の腹筋を崩壊させた概念になってしまいました。当時、X(旧Twitter)で凄まじい盛り上がりを見せていましたが、まさか…6位にランクイン、そして「ネット新語賞」までいただけるとは思ってもみませんでした。これからも胡乱薩摩ミームとして人々の心に猿叫を響かせることでしょう。本日は真にありがとうございました。

第3位:『王様戦隊キングオージャー』/テレビ朝日&東映プロデューサーチーム
毎週日曜午前9時30分放送中の『王様戦隊キングオージャー』が「ネット流行語100 2023」年間ランキング第3位ということで大変光栄に思います。毎週日曜午前9時30分放送の状況下で少しでも目立つために、シツコく“王様”というワードを重ねたタイトルをつけました。それが皆さんの心を射止め、ネットでたくさんつぶやいていただける結果に現れたと思います。これもひとえに毎週日曜午前9時30分放送中のスーパー戦隊シリーズを支えてくださっているファンの皆様のお陰です。王様らしく、今度は1位が取れるくらい精進したいと思います。今後とも毎週日曜午前9時30分、よろしくお願いいたします。ネット流行語王に俺はなる!

第10位:『ブルーアーカイブ』/株式会社Yostar 代表取締役社長 李衡達氏
「ネット流行語100 2023」にて、弊社Yostarが運営するスマートフォン向けゲームアプリ「ブルーアーカイブ」関連ワードとして『ブルーアーカイブ』及び『聖園ミカ』が上位にランクインさせていただき、誠にありがとうございます。本作品は開発会社のNexon Gamesさんと共に2021年2月にサービス開始したタイトルであり、あと1カ月強ほどで3周年を迎える作品です。そのような作品が、この2023年に皆様に大きく話題にしていただける状況になっていることは我々としても非常に嬉しく思っています。今回は『ブルーアーカイブ』『聖園ミカ』以外にも多くの関連ワードが100語の中にランクインしたと聞いており、様々な形で反響をいただいていると感じております。2024年以降も皆様に愛され、話題が尽きないコンテンツを提供できるように、Nexon Gamesさんやご協力いただいている関係者の方々と共に邁進してまいりますので、引き続き『ブルーアーカイブ』を楽しんでいただけますと幸いです。

表彰式の様子は下記の放送URLでまだご覧になれますので、ぜひ見てみてください!
【番組名】
今年ネットで最も流行った単語を発表「ネット流行語100」年間大賞2023 表彰式 生放送
【放送日時】
2023年12月13日(水)19時~
【放送URL】
https://live.nicovideo.jp/watch/lv343345965
【出演者】
「ネット流行語100」特設サイト
表彰式にご参加いただいた皆様、そして放送を楽しんでいただいた皆様、どうもありがとうございました。
「ネット流行語100」とは
2018年にスタートし、今年で6回目の開催となった「ネット流行語100」。「ピクシブ百科事典」「ニコニコ大百科」の各単語ページにおけるアクセス数の昨年比の差分に基づき、今年ネットで流行った100ワードをノミネート。12月13日(水)の表彰式では、全100ワードのランキングと年間大賞のほか、pixiv賞とニコニコ賞、今年から新設したネット新語賞の各受賞ワードを発表しました。