あなたは私の初恋。平成の乙女ゲーム特集
そんな乙女ゲームは、2019年で生誕25周年。思春期にゲームと出会い「初恋はこの作品の彼だった!」という方もいるかもしれません。今も変わらず同じタイプの人を好きになっているのか、それともあの頃から大きく変わったのか、夢中になってたあの頃のときめきに浸るのも楽しそうですね。
今回はそんな、甘ずっぱい思い出の詰まった「平成の乙女ゲーム」を特集しました。それではご覧ください。
『アンジェリーク』 (1994年)
日本初の乙女ゲームで、コーエーテクモゲームスから発売されている乙女ゲーム群「ネオロマンス」シリーズのひとつ。女王候補に選ばれた主人公が、女王を支える守護聖たちとの恋に揺れながらライバルと次期女王を目指し争うストーリーを描く。その後も続編が発売され、アニメ化もされている。
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『遙かなる時空の中で』(2001年)

遙か123ごちゃまぜ
by 変
コーエーテクモゲームズの「ネオロマンス」シリーズの一作品。普通の女子高生の主人公が異世界に召喚され、自分の運命に向き合いながら世界を守る戦いの中で恋におちていく和風ファンタジー。シリーズとして続いているが、作品ごとにそれぞれ違う主人公とキャラクターたちが登場する。多くのシリーズ作品が発売されている。
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『耽美夢想マイネリーベ』(2001年)

マイネリーベ1キャラ
by 安曇
ヨーロッパの島国にある全寮制の学園で、そのトップクラスに在籍する5人の生徒たち達の活躍を描いた物語を描く。ゲームのジャンルを「美少年誘惑ゲーム」としていることや、タイトルにもあるように作風が耽美でもあり、他の乙女ゲームとは少し違っている。アニメ化されており、物語のその後を描いた続編も発売、アニメ化されている。
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『ときめきメモリアルGirl's Side』(2002年)
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『金色のコルダ』(2003年)
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『幕末恋華 新選組』(2004年)
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『乙女的恋革命★ラブレボ!!』(2006年)
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『緋色の欠片』(2006年)
両親の海外転勤をきっかけに祖母の住む村にやってきた主人公が、自分の生まれ持った使命と自分を守る少年たちとの関係に悩みながら、謎の敵に立ち向かっていく物語を描く。アニメ化もされた。シリーズとして続いているが、ストーリーや設定が少しずつ変わっている様子。
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『アラビアンズ・ロスト ~The engagement on desert~』 (2006年)
犯罪大国のプリンセスでありながら普通に憧れる主人公が、両親の決めた婚約から逃れるために婚約者たちを利用しながら莫大な金額を集めることに奔走する。世界観の繋がった、同じブランドから出された乙女ゲームがあり大陸シリーズと呼ばれている。
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『ハートの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜』(2007年)
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『VitaminX』(2007年)
ミッション系のブルジョア校ながら優秀な進学校としても有名な学校で教師として働く主人公が落ちこぼれクラスを任され、中でも超問題児たち6人に勉強の意味を教え大学に進学させようと向き合っていく物語を描く。数年後の学校を舞台にした続編も発売されている。
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『プリンセスナイトメア』(2007年)
ハンターに追われ日本にやってきたヴァンパイアの主人公が人間として学園生活を送るが、追ってくるハンターや魔界の使者たちによって戦いに巻き込まれていく。キャラクターボイスを担当した声優陣による朗読劇が行われた。
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『ウィル・オ・ウィスプ』(2007年)
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『薄桜鬼 新選組奇譚』(2008年)
幕末、父親を探しに行った京で、主人公は衝撃的な場面に遭遇し、新選組と出会ったことにより父の行方を共に捜すこととなる。自身の出生を巡る秘密と新選組の隠された秘密が交わりながら、動乱に巻き込まれて行く。アニメ化され、スピンオフ作品では学園パロディのゲームも発売されている。
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『クリムゾン・エンパイア〜Circumstance to serve a noble〜』(2008年)
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『Garnet Cradle』(2009年)
夢の中で異世界に迷い込んだ主人公は、自分が伝説の存在で、現実世界での自分の学園での知人たちとそっくりの容姿をしている5人の王子の中から、王に立つただ1人を選ぶ使命があると言われてしまう。徐々に夢の世界と現実世界がシンクロしていくストーリーになっている。コミカライズもされた。
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『starry☆sky~in Spring~』 (2009年)
天文学を中心に天体の知識を学べる全寮制の元男子校学校、星月学園を舞台に、唯一女子生徒として入ってきた主人公は幼馴染み達と、そして学校で親しくなった先輩後輩と共に賑やかな学園生活を過ごしていく。 四季ごとに攻略対象となる男子生徒が決まっているのが特徴。
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『ワンド オブ フォーチュン』 (2009年)
魔法院ミルス・クレアに転校することになった魔法を失敗してばかりの主人公は、本来あるはずの属性がない故に、今後魔力そのものを封印するしかないと言われてしまう。事情を理解した主人公は、魔法使いとしての自分に必要な属性を得るべく勉強に励む学園生活を描く。
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『断罪のマリア』(2009年)
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『うたの☆プリンスさまっ♪』(2010年)
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『スカーレッドライダーゼクス』(2010年)
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『華ヤカ哉、我ガ一族』(2010年)
大正時代を舞台に、大財閥の家に使用人として務めることになった主人公は、水面下で行われる相続争いに巻き込まれて行くストーリーを描く。コミカライズされており、舞台化もされている。
『華ヤカ哉、我ガ一族』のイラストはこちら
『STORM LOVER』(2010年)
都内有数の進学校に転校してきた主人公が、一癖も二癖もある男子たちと関わりながら高校生活を送る物語。期間中であれば付き合ったり別れたりが自由であり、三角関係に発展することもある。自由に交際関係を代えたり、任意でメールを送ったりできる自由さが最大の特徴。
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『三国恋戦記〜オトメの兵法!〜』(2010年)
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『猛獣使いと王子様』(2010年)
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『夏空のモノローグ』(2010年)
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『恋愛番長 命短し、恋せよ乙女!Love is Power』(2010年)
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『CLOCK ZERO~終焉の一秒~』(2010年)
小学6年生の主人公は、現実では学友ともに課題をこなしながら友情や淡い恋心を重ね、不思議な夢の世界では青年たちに出会い、日常を送っていたが徐々に謎めいた事件に巻き込まれて行く。電子書籍サイトで「絵ノベル」という形態で配信されている。
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『雅恋~MIYAKO~』(2010年)
式神であるものの自意識と名前を持っていた主人公は、自分の創造主と名乗る安倍晴明と宮廷で出会った仲間たちとの出会いを経ながら、都の平和と自分の生きる意味のために奔走する。コミカライズ・ノベライズもされた。
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『華鬼 恋い初める刻 永久の印』(2011年)
個人サイトで連載されていたファンタジー小説を原作に、発売された乙女ゲーム。人と同じ姿でありながら人ではない「鬼」と、刻印を刻まれた「鬼の花嫁」との純愛をめぐる物語を描く。
メインとなる登場人物に内容を絞ったストーリーで映画化され、原作と少し違うストーリーで舞台化もされた。
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『TOKYOヤマノテBOYS HONEY MILK』 (2011年)
全国から選ばれた唯一の「プリンセス」となった主人公と、都内の女子高生から推薦されたスーパー男子高校生が「プリンセス」に選ばれ「プリンス」になるべく愛の告白合戦を繰り広げる。
シリーズ作品のほとんどがパソコン版ソフトだが、本編3作はPSPに移植されており、PS VITAにも移植が決定している。
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『AMNESIA』(2011年)
朝、目覚めると突如として以前の記憶を全て失ってしまっていた主人公は、目の前に現れた自身を精霊だと名乗る少年と共に、記憶を取り戻すために奮闘する事となる。
コミカライズ、ノベライズされ、ミュージカルも上演された。
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『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』(2011年)

アルカナ・ファミリア
by るく
地中海の豊かな島を守るイタリアンマフィアのボスの一人娘の主人公は、真実を知るために次期ファミリーのボスの座と自分の結婚相手を決める戦いに身を投じる。続編では戦いが決着した後のストーリーをを描く。
アニメ化、舞台化もされた。
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『はーとふる彼氏 〜希望の学園と白い翼〜』(2011年)
ハトばかりが集まる名門校を舞台に、共に学園で過ごしていく間に芽生える初めての感情や、はじめて知ったハトの鼻コブの意外な柔らかさ。心温まる鳩と人間のラブストーリー が展開される。
フリー版を皮切りに有償版や完全版、steam版、PS4/Vita版、アプリ版と様々な環境で遊ぶことができる。
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『十鬼の絆 関ヶ原奇譚』(2012年)
時代は関ヶ原の戦い前後の日本、鬼の一族の頭領である主人公は、鬼の頭領の代表である姫を襲った賊の追跡と、主の下した命令である鬼と人間の関わりを断ち切る任務のため、里を出て旅に出る。
コミカライズやノベライズされ、舞台化もされた。
『十鬼の絆 関ヶ原奇譚』のイラストはこちら
『DIABOLIK LOVERS』(2012年)
元はオリジナルシチュエーションCDで、リアルに吸血される感覚と間近に罵倒を味わえるという斬新さが人気を博し多数のメディアミックスが展開された。
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『華アワセ 蛟編』(2012年)
稀有な才能・人材を輩出する華遷国立学園を舞台にくり広げられる、男性たちと主人公の甘く激しい苦しいほどの恋を描く。
『華アワセ 蛟編』のイラストはこちら
『下天の華』(2013年)
コーエーテクモゲームズから発売されている乙女ゲーム群「ネオロマンス」シリーズの一つ。伊賀の里のくのいちである主人公が、雇われて滞在することになった安土城で出会う武将たちとの恋を描く。
「信長の野望」30周年記念として作られた。続編が発売されており、舞台化もされた。
『下天の華』のイラストはこちら
『BROTHERS CONFLICT』(2013年)
父親の再婚で13人の兄弟ができた主人公と、そんな主人公に恋心を抱いてしまった兄弟たちの物語を描く。
アニメ化され、舞台化もされた。
『BROTHERS CONFLICT』のイラストはこちら
『神々の悪戯』(2013年)
神社の巫女をしている主人公がある日突然、人間嫌いの問題児たちの集まる神々の学園に連れてこられてしまい、人間代表として人間とは何かを教えることになってしまう。
アニメ化され、コミカライズされた。
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『剣が君』(2013年)
発売後、美麗なグラフィックと幻想的な音楽で話題を呼び、品切れによる入手困難な状態が相次いだ。
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『明治東亰恋伽』(2013年)
アニメロDearGirlで配信されていたシナリオパートと音声ドラマパートを交互に楽しむゲームを原作とした乙女ゲーム。
自称・奇術師の妖しげな男に誤って明治時代にタイムスリップさせられてしまった主人公は、陽気な奇術師の導き訪れた鹿鳴館で歴史上の偉人たちに出会う。
『明治東亰恋伽』のイラストはこちら
『NORN9 ノルン+ノネット』(2013年)
社会科見学中にタイムスリップしてしまった少年・鈴原空汰は、帰る方法を探すために乗り込んだ巨大飛行船『ノルン』で11人の特別な力を持った少年少女に出会う。
コミカライズやアニメ化され、舞台化もされている。
『NORN9 ノルン+ノネット』のイラストはこちら
『しらつゆの怪』(2013年)
『Code:Realize ~創世の姫君~』(2014年)
猛毒を全身に宿す主人公は怪物として恐れられ、英国軍に追われていたところを、泥棒紳士ことアルセーヌ・ルパンと出会い、彼の手引きで訪れた新たな土地でさまざまな人物と交流する中で、恋に落ち、自分の運命や過去と向き合っていく。スチームパンクの作風が特徴。
アニメ化され、ミュージカルも上演された。
『Code:Realize ~創世の姫君~』のイラストはこちら
『DYNAMIC CHORD feat.[rêve parfait]』(2014年)
シリーズ作品の中で4つのバンドが登場し、それぞれのバンドにスポットを当ててバンド音楽の楽しさや、バンドマン達との甘く激しい恋物語を描く。バンドごとにストーリーや主人公の立場・設定も全て異なるのが特徴。
アニメ化され、その後スマートフォンアプリゲームとして配信された。
『DYNAMIC CHORD feat.[rêve parfait]』のイラストはこちら
『忍び、恋うつつ』(2015年)
憧れの忍者になるため特待生試験を突破するべく修練院に編入した主人公は、編入初日になんと異性をメロメロにしてしまう術を発動させてしまう。
その後のストーリーを描いた続編も発売されており、コミカライズもされている。
『忍び、恋うつつ』のイラストはこちら
『 ニル・アドミラリの天秤』(2016年)

ニル・アドミラリの天秤
by 縁
1年後の舞台を描く続編も発売されており、アニメ化、舞台化もされた。
『 ニル・アドミラリの天秤』のイラストはこちら
『Dance with Devils』(2016年)
四皇學園生徒会長・鉤貫レムからの呼び出しを受け、生徒会の面々の集まる『第三図書館』で彼らと不思議な出会いを果たした主人公は、『禁断のグリモワール』を巡る思惑に巻き込まれる。
アニメを元にしたゲームであり、アニメとはストーリーの違うコミカライズも展開されている。
『Dance with Devils』のイラストはこちら
『喧嘩番長乙女』(2016年)
コミカライズされており、アニメ化もされた。
『喧嘩番長乙女』のイラストはこちら
『マジきゅんっ!ルネッサンス』(2016年)
『マジきゅんっ!ルネッサンス』のイラストはこちら
いかがでしたか?
比較的最近のものしかプレイしたことはなくても、タイトルは知っているものや、コミカライズを読んだことがある人はいるのではないでしょうか。
また、最近は乙女ゲームから遠のいていたけど、この作品が気になった!という方もいるかもしれませんね。
pixivに投稿されているイラストが少ない作品もあるので、あなたの投稿をお待ちしています。