イイカンジの3Dプリンタのコスパがめっちゃ良くなってきたので遊んでみる ~実践編~/マシーナリーとも子のひとりでつくれるもん!

文/マシーナリーとも子
光造形式3Dプリンタを使う際に必要なもの
さて、前回の記事では3Dプリンタについてめちゃめちゃザックリ解説しつつ光造形式3Dプリンタ「Phrozen Shuffle」の購入をキメた私。
今回はさっそく試しに3Dプリンタで遊んでみたいと思うんだけど、3Dプリンタ本体以外にも用意しておくべきなもの、あると便利なものがいろいろあるので紹介しておこう。
UVレジン

イソプロピルアルコール

洗浄用のアルコール。固まったレジンの周りにひっついた硬化していないレジンを洗い落とすために使う。基本、レジンは水では落とせないのであったほうがいい。私は100均で買えるデカいタッパーにドボドボ入れて使うことにした。
なお、非常に引火性・揮発性が高いので取り扱いにはくれぐれも注意されたし。利用の際は火気厳禁だぞ。
手袋

ウェス

防毒マスク

UVライト

なんでや! うまくいかねえやんけ!




テスト用のデータには今回Phrozen Shuffleを購入した代理店、SK本舗さんでテスト出力用に用意されている「SKring」を使う。別にほかのデータでやったっていいんだけど推奨されてたからさ。こういうチュートリアルはわりとマジメにやるタチなんだな私は。


データを3Dプリンタに送る。Phrozen Shuffleを起動すると画面にローカルIPアドレスが表示されるので

Webブラウザのアドレス欄に打ち込むとPhrozen Shuffleの管理画面に飛ぶことができる。ここから出力したい3Dモデルのデータをアップロードするとプリンタに送信されるってわけだ。

管理画面の印刷開始ボタンを押すと、ウィーンと音を立ててプラットフォームが下がっていき……


LCDでどんなふうに紫外線を照射してるか、本体のタッチスクリーン左上に表示されている。白いところが紫外線をあててるところで、黒いところは真っ黒にマスキングしてるところってことだな。

というわけで出力には2時間くらいかかるのでほっとく。うまく出力されてくれよ~~!
~~2時間後~~


えっっっっ!?!? 無いじゃん!!! ここから逆さに生えてくるはずの指輪がないじゃん!!!






気が狂って液晶ディスプレイ全面に紫外線を照射してレジンの板を作ってみたり……
