大空に伸びる電気の道。電線を描いたイラスト特集
電信柱から長く伸びる電線は、わたしたちの生活空間へ電気を届けてくれる電流の通り道。日本ではじめて架空電線が通ったのは1887(明治20)年11月のことです。東京・麹町に火力発電所ができ、初めて電力が供給されました。ニューヨークやロンドンなど、西洋諸国で1882年ごろから電力事業が開始していたため、それに比べると日本の電気供給は少し遅めのスタートと言えます。その後、大正時代に入ると、世の中は電力時代に急速に変化し、現在のように生活する上でなくてはならない存在となっていったのです。毎日何気なく見ている電線ですが、わたしたちの生活はこの導線によって支えられているんですね。
今回は、日々の電力をつないでくれる電線を描いたイラストを特集しました。

child again
by 是